目黒駅から徒歩7分、白金台駅から徒歩6分の場所に、紅葉の名所があった。
晩秋の東京都庭園美術館は何と言っても日本庭園のモミジの紅葉が美しい。
特に池の北側、茶室「光華」周辺のモミジが見事だ。
モミジの木は大きく枝を張り、園内の散策路は紅葉の天蓋を設けたように紅葉に染まる。
このお屋敷の創建者は、久邇宮朝彦親王の第8王子「鳩彦王」が明治39年(1906)に創立した『朝香宮家』です。
朝香宮邸は、朝香宮ご夫妻(妻は明治天皇の第8皇女允子内親王)の熱意と、日仏のデザイナー、技師、職人が総力を挙げて作り上げた芸術作品(アール・デコ様式が美しい)と言っても過言ではない建築物(昭和8年5月竣工)です。
戦後は、政府が借り受け、吉田外相・首相公邸として使用される。
その後、国賓、公賓の迎賓館[白金迎賓館]として、赤坂迎賓館開設まで使用された。
昭和58年以降は、東京都庭園美術館として一般公開されている。ところで入園料金だが、美術館を利用しての展覧会が有れば建物内部に入れるが、普段はクローズ、ただし、茶室を含む日本庭園だけなら100円(シニアなら50円)です。 |