マスコミで騒がれている「岳南電車で行く工場夜景」を取材して見たかった。 富士市の北側には富士山の裾野が長く延びている。
新幹線の車窓から眺めると、製紙工場の煙突が林立している。
昔は、製紙工場の製品を輸送する手段が鉄道に依存していた為、JR東海道線の吉原駅から終点の岳南江尾駅まで、全長約9.2kmのミニローカル線が走っていた。
現在、鉄道輸送は、トラック輸送に代わり、鉄道の利用価値は減少、しかし、線路と並行するように、製紙工場や住宅街が建ち並んでいるため、利用客はそこそこいるそうだ。
岳南電車は、富士山に向かったり、横目に見たり、、製紙工場や住宅街を走りぬけたり、茶畑と並行するように走るために、車窓からは風景の移り変わりが楽しそう。
ところで、我々は、マイカー移動で、工場夜景を探し求める行動、岳南電車の踏切探しや、撮影ポイントに出合っても駐車できないため、同じ道を何度も行ったり来たり。
終点の岳南江尾駅では、100メートルほどの場所に東海道新幹線が走っているため、コラボ撮影も可能であった。
昼まであれば、さらに富士山までを写真に収める事が出来る撮影ポイントである。
終電も終わり、ホームに横付けされた電車は、撮影し放題。
折りから、クリスマスバージョンの電車は、サンタの顔と、トナカイの顔、そして、車内はクリスマスグッズで一杯だ。 |