D90が観た画像  d90-17383

東京都千代田区皇居
撮影日 :  2017−12−6
皇居の紅葉・乾通り抜け
かっての江戸城時代は、大名クラスしか江戸城内には入れなかった。
明治時代となり、京都から引越してきた天皇陛下の居住地(皇居)となった。
当時の皇居は、現在の地名で言えば、「皇居」、「北の丸公園」、「皇居東御苑」、「皇居外苑」に四分割されていた。
「皇居外苑」は、西の丸一帯が老中職など幕府重臣の屋敷地だったのを広場にして、さらに、明治39年日露戦争の凱旋記念を契機に「皇居外苑」に整備して、戦前(第2次世界大戦)の時代を通じて観兵式などの国家的式典の舞台となる。
「北の丸公園」は、戦前までは、広大な近衛師団第一連隊、第二連隊の兵営で有り、戦後も多数の兵舎が残っていた。
「皇居東御苑」は、明治時代から草ぼうぼうの荒地、東京大空襲での流れ弾で被災を受けた。

東京オリンピック少し前から、日本国内も国力がつき、昭和37〜38年頃から一転、綺麗に整地して、「北の丸公園」と「皇居東御苑」が生れた。

さて、乾通りは、乾門と坂下門を結ぶ道で、皇居の敷地に含まれる。
よって、天皇陛下と宮内庁職員と皇宮警察しか入れない。
平成天皇が一般国民にも「桜」と「紅葉」を見せたら・・・と、発案。

皇居乾通り一般公開のコースは、皇居南側の「坂下門 」から入り、宮内庁庁舎前を通って北側の「乾門」までの約750メートルを一方通行で歩く。
途中の西桔橋(にしはねばし)を渡って、皇居東御苑に抜けるコースもある。
下の一枚目の写真を見ていただくと判るが、20本ほどの赤い葉と黄色い葉が目玉で有り、いかに周りの建造物をコラボさせるかがカメラマンを悩ませる。

       

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