皇居(江戸城)の乾通りを歩いたら、急に江戸の街が・江戸の賑わいが恋しくなった。
幸いにも、200年前の江戸一番の繁華街・日本橋界隈の絵巻物がドイツの美術館で見つかった。
絵巻物は、縦43.7センチ、横1232.2センチ・・・12メートルを超える見事な作品だが、作者は不明。当時の大店は、三井家の越後屋(家紋は「丸に井桁三」・・略して三越)である。 よって、地下鉄三越駅前に、17メートルの黒御影石で絵画の登場人物に解説文が付いている。
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12メートルの絵巻物は『熈代勝覧』(きだいしょうらん)と称し、200年前[文化2年(1805年)]の江戸・今川橋〜日本橋の大通り(700メートル)を俯瞰描写した12mの大作を詳細に紹介。
88軒の問屋や店、男1439人、女200人、子ども32人、犬20匹、馬13頭、牛4頭、猿1匹、鷹2羽が登場する、いきいきとした風俗絵巻。
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さて、200年後の現在の姿と比較すべく、日本橋から北へ400メートルほど歩いて見た。 |