毎年12月14日になると、泉岳寺では、浅野内匠頭長矩夫妻のお墓と四十七士のお墓のそばで法要が行なわれる。
この行事は、港区と泉岳寺が共催するもので、「義士祭」は1950年まで遡り、67年の歴史を重ねた。
江戸時代元禄12年(1702)の赤穂浪士の「仇討ち」は、日本武士道の義挙として、300年を過ぎた今も語り継がれている。
平成2年より、港区泉岳寺に拠点を置く「財界二世学院」という教育機関が、地域の活性化、
文化の継承を目的とし地元地域と泉岳寺参拝者の期待に添うべく、「赤穂義士47人の
装束による行列パレード」を有志にて継承し今年で28年目になるのも頭の下がる思いだ。
よって、四十七士に仮装するメンバーは「財界二世学院」の関係者や卒業生である為、昨年見た顔ぶれも10数名程度見受けられた。昨年の取材は初めての事でも有り、撮影ポイントが把握できていなかったが、今回は、途中休憩後のパレード出発を増上寺境内で撮影したし、パレード終点の泉岳寺の「浅野内匠頭長矩夫妻の墓前」待機も計画通りに上手く行き、最前列で撮影できた。
なお、首都圏リポーターの仲間「すぎさん」とはイベントの度、情報のやり取りをするのだが、今回は、4メートルのニアミスで被写体に向かい合っていた。
取材時には恒例のモデル探しだが、墓参の行列に私と前後して並んでいた二人連れに、焼香の姿をお願いしていた。
2016赤穂義士祭 2017春の「義士祭」 本所松坂吉良邸跡 ⇔ どうぞ ご覧下さい |