D90が観た画像  d90-17399

東京都台東区浅草  浅草寺
撮影日 :  2017−12−17
納めの観音 歳の市
江戸時代、12月17日、18日は「観音の縁日」の人出を見越し、境内に正月用の品や縁起物の品を売る露店が集まり、「歳の市」と呼ばれるようになった。
歳の市は他の寺社周辺でも催されたが、浅草寺の市の規模は江戸随一であり、浅草橋から上野に至るまで店が並び、大いに賑わった。

浅草寺の歳の市では、江戸末期頃より羽子板を売る店が多くなる。
羽子突きの羽根は虫を食べるトンボに似ていることから、悪い虫(病気)を食べる、あるいは羽根の先端に付いている「豆」から、「まめに暮らすことができる」など、羽子板はもともと縁起物として扱われていたが、やがて女子が誕生した家に羽子板を贈る風習が盛んになり、羽子板が歳の市の主役になっていったのである。
こうして歳の市は、やがて「羽子板市」と呼ばれるようになり、現在は12月17日から19日までの3日間、境内に数十軒の羽子板を売る店が並ぶ。
店主の口上と客とのやりとりは周囲の見物客も楽しませ、師走の浅草の風物詩となっている。

浅草寺本堂で珍しいものに出合った。
古くなった羽子板やお役目が終わってしまった羽子板を供養してくれる場所があった。
そして、もう一つ、日本最大の大羽子板「歌舞伎十八番 助六由縁江戸桜」は十尺大羽子板が展示されていた。

2009-9-19から、Nikonカメラの『D90』を愛機として、撮影を開始しました。 1999年のホームページ作成時からの作品集です。
		画面表示のためのツールも技術習得の為にいろいろと取り込み、
		数多くの技法を習得し、シリーズ作品集として、管理しております。