世界のクリスマス2017 『フランス共和国』 |
J.H.モーガンの設計により、大正15年(1926)にアメリカ人ラフィン氏の住宅として建設された。
大正9年(1920)に来日したモーガンは、横浜を中心に数多くの作品を残しているが、山手111番館は彼の代表作の一つと言える。
赤い瓦屋根に白壁の建物は、地階がコンクリート、地上が木造2階建ての寄棟造り、創建当時は、地階部分にガレージや使用人部屋、1階に吹き抜けのホール、厨房、食堂と居室、2階は海を見晴らす寝室と回廊、スリーピングポーチを配している。
世界のクリスマス2017としては、フランス共和国を担当している。
取り上げるテーマとしては、フランス北西部のノルマンディー地方のクリスマス。
沿岸の温暖な気候の港町。
オンフルールの港からは海の恵み牡蠣が揚り、大地には林檎が実る。
家族の集まる食卓では果実酒シードルやカルヴァドスでトリップを煮込んだ郷土料理「ドリップ・ア・ラ・モード・カン」、デザートには林檎のお菓子「クルスタッド・オ・ポム」など温かなママンの手料理でクリスマスの夜も華やいでいる。
前回の取材では、「世界のクリスマス2013・・イタリア」を担当していました。 |
|
|
|