大晦日は東京でも雪が降り、神奈川も小雨が降った。
天気予報は元日も朝方まで曇りだと報じていたので、昼近くまで寝ていたが、目が覚め、カーテンを開けると陽が燦々さしている。あわてて食事と外出の支度をした。
首都圏で元旦の三が日で３００〜２５０万人の初詣客の出る場所が数ヵ所ある。
一番近いのが「鎌倉の鶴岡八幡宮」だ。
通常なら、鎌倉駅前広場はバスターミナルになっているのだが、今日はバスが１台もいない。
路線バスの東および西方面は、始発場所が若宮大路の海岸近くまで移動しており、北の大船方面の始発場所は八幡宮裏になっていた。
よって、若宮大路の一の鳥居から三の鳥居までの約１５００メートルが歩行者天国になっていた。
二の鳥居からは、段葛（だんかずら：参道の中央部が高くなり、寄贈された桜並木と石灯篭）がある。
元日だけでも１００万人ほど押し寄せるので、境内の出口から入り込め無い様に、警備が厳しく、明るいうちに参拝客の行列に並んだが、帰りはすっかり暗くなり、頭上には丸い月がほほ笑んでいた。 |
