D90が観た画像  d90-18014

戌年だから、こんなドラマも いいんじゃない!
撮影日 :  2018−1−10
「ニッパー像 (ビクター社)」
ビクター社のロゴマークに「蓄音器に耳を傾ける一匹の犬」が描かれているので、皆さんも知っているのではないでしょうか?

JR千駄ヶ谷駅を降りて、神宮前2丁目のビクタースタジオに来ると、玄関の右側、台座に乗って首をかしげるようにしてお座りしているブロンズ像が設置されている。

もともとは絵画のモデルだったものが、蓄音機が描かれている事から、世界各地の音楽関係の企業のトレードマークになったらしい。
日本ビクターもその中の一社だった。
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モデル犬は、「ニッパー」という名前の非常に賢いフォックス・テリアで、絵を描いたフランシス・バラードの兄(イギリスの風景画家マーク・ヘンリー・バラード)の飼い犬だった。
しかし、「ニッパー」の飼い主だったお兄さんが亡くなってしまったため、弟のフランシスが「ニッパー」を引き取って育てることにした。

ある時、たまたま家にあった蓄音器で、お兄さんの声を聞かせたところ、「ニッパー」は蓄音器のラッパ(スピーカー)の前で耳を傾け、まるで懐かしい主人の声に聞き入っているように感じた。
その光景に心を打たれたフランシスは、早速筆を取って一枚の絵を描き上げた。