「仙台すずめ踊り」とは、慶長八年(1603)、仙台城移徒式(新築移転の儀式)の後の宴席で、泉州・堺出身の石工(いしく)が、藩祖伊達政宗公の御前で即興で披露した踊りが始まりと言われている。
踊る姿が餌をついばむ雀に似ており、伊達家の家紋も「竹に雀」であることから『すずめ踊り』と呼ばれた。
仙台発祥の郷土芸能であるすずめ踊りは石工の子孫によって伝承されて来たが、平成15年、仙台城築城四百年を記念し始まった「夏まつり仙台すずめ踊り」が大ブレークして、市民の間にも広がり多くのグループ(祭連=まづら)が創られるようになった。踊りの基本は、中腰でやや前かがみの姿勢、手には扇子を持ち体の前で大きく開いたり閉じたり左右に振ったりする。
足は左右に「ぴょんぴょん」跳ねながら、体の前に蹴り出すように動かす。
あとはお囃子に合わせ思い思いに楽しく体を動かすのだ。
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