節分祭はあまり取材した事が無い。
15年ほど前、鎌倉を徘徊している時に、「鎌倉・鶴岡八幡宮」や「鎌倉・鎌倉宮」で、福豆やお菓子をたくさん貰ったが、その後は、都内で、(2012年・死亡した宮司も健在)「富岡八幡宮」、昨年(2017年)は、稀勢の里人気で「府中・大國魂神社」へ行った。
今年は、神田明神から徒歩3分の場所に「おりがみ会館」があるので、2か所を取材する計画を立てた。午後2時、太鼓が打ち鳴らされると江戸消防記念会の鳶頭による木遣りの声のもと、赤鬼・青鬼、だいこく様・えびす様、雅楽を奏でる楽人、古式装束の神職に続き、氏子総代、特別崇敬者等年男代表が参道に入場して一気に境内は、盛り上がっていく。
一行の後に続いて、境内に入ったら、幸運にも、賽銭箱の最前列に並べた。
拝殿の中は、全く見えず・・・・神主が祝詞をあげ、参拝者ととも神事を行った後、神殿前でのくす玉割りが行われ、続いて、古代の武人の装束を着用した神職が鳳凰殿2階に移動。
鬼門(東北)と裏鬼門(南西)の方角に向けて矢を放つ仕草をし、邪気を払う「鳴弦の儀(めいげんのぎ)」が披露された。
「鳴弦の儀」披露に続いて、大黒様・えびす様の「福鈴」が授けられた後、豆まきが開始される。
はかま姿の年男・年女たちのほか、アイドルや芸能人などのタレントが登場して、「鬼は外、福は内」の声とともにまく福豆を手にしようと手を伸ばす参拝者らの姿で境内は最高潮に盛り上がっていく。
途中、豆をまく人も、福を受ける大勢の一般参拝者も順次交代しながら4時まで豆まきが行われ最後は、木遣りと神田一本〆にてお目出度く節分祭豆まきが納まるとか。 ・・・残念ながら、最後を見届ける事は無かった。
豆をまく人の全貌は分からないが、国会議員の片山さつき、歌舞伎俳優尾上菊之助と長男和史君(4)、秋葉系アイドルや芸能人、JALの機長やCAも登場。 |