中華街の店舗は網の目のように広がっている。
そして、網の目を5つのブロックに分けている。
1ブロック毎に、「獅子頭」と、シンバルと太鼓とドラを叩く「支援隊」と、「爆竹隊」と、「会計担当」と「進行担当」などの10人ほどの隊が構成されている。会計担当にしばらく密着してみた。
バインダーに挿まれた用紙には、お店の名前、お年玉の金額が書きこまれている。
お年玉(ご祝儀袋)は、お店の入口の上部に貼り付けられたり、紐で吊るされたりしている。
獅子舞がお店の前に着くと、一回目の爆竹が鳴る。
お店の中で「繁栄祈願」の獅子舞を行ない、後ずさりしながら店頭に戻る。
そして、軒先を物色をしてご祝儀袋を獅子頭の口でくわえてお年玉を頂くのだ。
その瞬間に、二度目の爆竹が鳴る。
お年玉を貰ってから、続けてお礼の獅子舞をしてから次の店舗に移動する。 |