D90が観た画像  d90-18060

東京都世田谷区喜多見5−27−14 次太夫堀公園
撮影日 :  2018−2−21
次太夫堀民家園のお雛さま
はじめに、「次太夫堀公園」の『次太夫堀』って何なの?
世田谷領(現在の狛江市、現世田谷区、現大田区)、六郷領(現大田区)は多摩川と並行した全長23.2キロにわたり、15年の歳月をかけて「六郷用水」が完成し、近隣の村々が新田開発により潤ったそうだ。

今川家に代々仕えていた「土木事業に長けた」小泉家。
徳川家康が関東入りした時に、ただちに未開発地の開発を進める際に、、58歳の小泉次太夫に代官としての任命が下る。
広大な新田開発、大雨による洪水と、用水の破損と復旧作業は容易ではなく、73歳までの晩年の大工事だったとか。

世田谷区内でも都市化の波が押し寄せ、江戸時代の建物がどんどん消えていく中、後世に残すために、次太夫堀公園を造り、4棟程を集め、民家園とした。
と同時に、当時の生活習慣も子供たちに伝えようと、色々な試みをしている。

民家園でも雛まつりの季節が近づくと、寄贈を受けた江戸時代後期以降のお雛さまを、古民家「旧安藤家」と「旧城田家」の2ヶ所に展示していた。