77段の雛段飾りを取材した後、境内にある「神社会館すいめい」を覗いた。
館内正面は喫茶室で、右手の座敷に色々な作品が展示されていた。
実は、「座間神社のイベント」を教えてくれたのが、昨年、南足柄市の「春めき桜」を取材した時、座間市在住の女性カメラマン。
彼女は、座敷の中で撮影中だった。
2人のカメラマンがカメラ談義しているのが周囲の関係者には異様に映ったらしい。
名刺交換者の中の一人に、「ギャラリー社」の代表がいた。
座間神社(山本俊昭宮司)の夫人で、ご自身も作品を出展しており、各界(生け花、手芸、版画や絵画、陶芸、ガラス細工、パッチワーク)に呼びかけを行ない、約百人による力作が集まり、館内や庭園に展示されていた。中でも2組について特記したい。
下の一枚目の写真。 (2人の見学者に熱心に解説していた人)は、四国の生まれで、独学で10歳頃から彫刻刀を握っていた。
結婚を機に鎌倉に住み、23歳の時に、本格的に技術を高めようと「鎌倉彫の門」を叩く。
二枚の写真は、取材を終りそろそろ帰ろうかと思っていた時、声を掛けられた。
「私たちも作品を出展しているけど、見ていただけかしら・・・?」と、 聞けば、どうも見落としていた。 |