D90が観た画像  d90-18082

東京都新宿区 新宿御苑
撮影日 :  2018−3−15
満開の啓翁桜
私が「啓翁桜」に出合ったのが、4年前の2014−3−14に山形県の雛まつり巡りをしていた時。
雛まつりと言えば「桃の花」が定番なのに、山形県鶴岡市の風間家丙申堂の会場で大きな甕に沢山の桜が活けてあった。
まだ寒い日が続いているのに・・・もう、山形ではサクラなの?
聞いて見ると、12月に枝を切って、温室の中で時間調整をしているとか。

その後、ホテルのロビーなどにも活けられている。
先日の目黒雅叙園の百段雛まつりの会場にも活けられていた。
調べて見れば、「啓翁桜」の切枝の生産量は山形県が全国一だとか。

桜の切花としてなら、「河津桜」や「寒桜」や「染井吉野」でも温室調整は出来るだろうが、生け花にした時、「水の吸上げ、枝と花付きのバランス、花の寿命」を考えると・・・花が塊で咲くものは、見映えが悪そうだ。

さて、下の写真は、サービスセンター(管理事務所)前には、ヒマラヤザクラや十月桜や河津桜が有り、さらに啓翁桜が2本植樹されている。
樹高の高い方はピンク色で、低い方は白色の花びらだ。
低い方の木には、「啓翁桜」の看板が付いていたが、高い木には看板が無かった。
しかし、花びらの形は同じに見える。
近くにいた「サクラマダム」が、何処かの生産地の農園で見たらしい。・・・品種改良されて、啓翁桜1号とか啓翁桜2号とか名札があったと。

1号・2号の話は別として、生産者のセールスメッセージは、
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桜の色は、気温が15度から20度以下ですと「ピンク」に、20度以上ですと「白」になります。
桜の花の色もお楽しみいただけます。
玄関先や床の間など、エアコンやヒーターの温風が当たらない涼しい場所に飾ると、1ヶ月は花を楽しむことができます。
玄関先などに飾る場合は、できるだけ温度が低く乾燥しないところに飾って下さい。
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素人的に考えれば、2本とも同じ「啓翁桜」で、白い花びらの方は、時間的に早く咲いたのかも。

1999年のホームページ作成時からの作品集です。
		画面表示のためのツールも技術習得の為にいろいろと取り込み、
		数多くの技法を習得し、シリーズ作品集として、管理しております。