現在、新宿御苑には「高遠小彼岸桜」は10本ほど植栽されている。
樹形の良いのは、大木戸門から入苑し、玉藻池の橋側にあるもの。
残りは、千駄ヶ谷門近くの桜園地の中と下の池周辺にある。この桜は、長野県伊那市の高遠城址に多く植栽される桜で、門外不出の桜でした。
新宿御苑が、高遠藩主内藤家の下屋敷の一部だった宿場『内藤新宿』が新宿区の地名になった関係から、高遠と新宿は友好提携を結び、門外不出の高遠小彼岸桜の苗木が新宿御苑に贈られたそうだ。
高遠城址公園は天下一の桜と称され、1500本もの桜が咲き乱れる様子は圧巻。 ⇒ 夜景でどうぞ |