昨年から度々通っている「目黒雅叙園」のロータリーに、シダレザクラの一本桜が有り、花の咲くのを楽しみにしていた。
特別に「お七の井戸のシダレザクラ」とも呼ばれている。
シダレザクラの樹高は7メートル、枝張りは6メートル、幹周りは100センチ、花びらは美しい娘の紅八重である。。ところで、あなたは「八百やお七のストーリー」を知ってる?
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八百やの娘お七は、恋こがれた寺小姓吉三あいたさに自宅に放火し、鈴ヶ森で火刑にされた。
吉三はお七の火刑後僧侶となり、名を西運と改め明王院に入り、目黒不動と浅草観音の間、往復十里の道を念仏を唱えつつ隔夜一万日の行をなし遂げた。
明王院という寺院は、現在の目黒雅叙園エントランス付近から庭園に架け明治13年頃まであった。
この明王院境内の井戸で西運が念仏行に出かける前にお七の菩提を念じながら、水垢離をとったことから「お七の井戸」と言い伝えられている。
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で、下の写真1枚目が、「エントランス付近から庭園」を覗いたもの。
で・・・ね、明王院はどうなったの?
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明王院は明治13年に、目黒雅叙園に隣接する(目黒駅方向に、行人坂を50メートル歩く)大円寺に吸収され、大円寺の境内に阿弥陀堂として祀られています。
で・・・お七と吉三の出会いや、吉三(西運)の最後はどうなったか? ⇒ ここを読めば分かるかも。 |