D90が観た画像  d90-18118

神奈川県鎌倉市長谷4丁目 鎌倉大仏殿高徳院
撮影日 :  2018−3−29
鎌倉の大仏様とさくら
源頼朝は、建久六年(1195)に、奈良東大寺の大仏殿落慶供養に参列している。
そのときに、「鎌倉にも大仏を建てたい」と考えた。・・・が、願望を果たせずこの世を去った。
北条政子の助力も有り、侍女だった稲多野局(いなだのつぼね)がその志を受け継いで造立の発起をし、僧浄光が勧進して、庶民からの寄付を受け、建長四年(1252)に建立された。
功労者の稲多局の笠塔婆が大仏の後にある。 [写真17番目を参照]

大仏の像高は、11.39メートル(台座を含めると高さは13.35メートル)、重量121トンで、当初は全体が金箔で覆われていた。
現在も一部金箔が残っている。 [写真23番目を参照]
現在、奈良の大仏は大仏殿の中に安置されているが、昔は鎌倉の大仏も大仏殿の中に入っていたそうだ。
しかし、室町時代の地震による津波で大仏殿が倒壊してからは、国家事業であった奈良の大仏とは異なり、スポンサーが付かず、建物を建てるお金も無ったので野ざらしになったまま。

ところで、春には大仏様と桜がコラボする写真が撮れる。
ソメイヨシノの樹高は7メートル、枝張りは12メートル、幹周りは90センチ。

1999年のホームページ作成時からの作品集です。
		画面表示のためのツールも技術習得の為にいろいろと取り込み、
		数多くの技法を習得し、シリーズ作品集として、管理しております。