JR大船駅で下車、観音様を右手に見ながら大通りを15分ほど歩くと、交番や消防署が見えてくる。
路線バスを利用すると、1つ目のバス停で降りる。
昔は周囲の山からの地下水が溜池に流れ込む、現在も湧水があるそうだ。
昔は、この溜池の下方に田んぼが有り、農業用水になっていた。
現在は、大雨の時に溜まった雨水の排水は、池の隅にある桝目のところから地下水路によって大船駅前を流れる河川に放流されている。直径50メートルの溜池の周囲に小さな公園も有り、50本の桜が植樹されており、鎌倉市の桜の名所として穴場的存在である。
駅員やバス案内所で『谷戸池』はドコ?・・・と、聞いても知らないと言う。
確かに、桜の満開の時しか脚光を浴びないだろう。
しかし、水鳥ファンには「キンクロハジロ」が15羽住み着いているので、知名度が高いようだ。
私が2度に渡って取材したのは、河川の花筏(流れで無くなってしまう)と異なり、散った花びらが溜まる一方に着目した。
5〜6日経つと花びらが茶色く変色するので、池の端の高齢者が大きな網で汚い花びらを取り去っていた。
この池には、アヒル2羽、カモ3羽、キンクロハジロ15羽と外来種の亀20頭、鯉、2メートルのあおだいしょうもいるとか。
キンクロハジロ15羽は、人に懐いており、乾パンを投じたら・・動画に撮ってぇーと、駆けつけてくれた。
池全面の花筏とキンクロハジロのダイナミックな動作を ⇒ ご覧下さい。 |