徳川幕府の衰退により、さらに明治時代の庭園放棄や東京大空襲により荒野と化した江戸城だが、東京オリンピックを機会に見直しが計られる。
皇居東御苑は、旧江戸城の本丸・二の丸・三の丸の一部を宮殿の造営にあわせて皇居附属庭園として整備されたもので,昭和43年(1968)から公開されており、今年の3月27日(火),開園以来の入園者数が3000万人に到達したそうだ。東京メトロ5路線が「大手町駅」に乗り入れ、徒歩5分で「大手門」に到着する。
JR東京駅からも徒歩10分で「大手門」へ、まさに東京都心部といえる場所に、皇居東御苑がある。
皇居東御苑への入門は、「皇宮警察」の係官により手荷物検査が行なわれ、一般の観光施設ではない。
「浅草」、「上野公園」や「渋谷」などで目にする東南アジア系の観光集団に有りがちな「大声での会話」、「先客者がカメラを構えているのに、無理やり入り込むカメラマン」・・・をあまり目にする事も無かった。
おそらく、日本人はシニア層、欧米系、東南アジアでも知識人の観光客が多かったのかも知れない・・・と、今日がクルメツツジの満開の見納めであろう。
隣接する「雑木林」を散策すると、色々な草・木の花を見る事が出来た。
今は、「金蘭(きんらん)」と「銀蘭(ぎんらん)」がペアとなって、被写体としては最高かも。 |