D90が観た画像  d90-18135

神奈川県藤沢市藤沢2−4−7 白旗神社
撮影日 :  2018−4−23
白旗神社の「義経藤」と「弁慶藤」
白旗神社の創建年は不明である。
もとは相模一の宮の寒川神社の寒川比古命の分霊を祀り、寒川神社と呼ばれていたそうだ。

伝説によると、奥州平泉の衣川館で自刃した義経の首は、腰越の浜で首実検が行われた。
その後捨てられた首は、潮にのって境川を上り、白旗神社近くに流れ着き、里人に洗い清められ葬られたと伝えられている。
また、『東海道名所記』は、腰越に送られた義経と弁慶の首は、首実検後、夜のうちにこの付近に飛んできたと伝えている。
このことを知らされた鎌倉の源頼朝は、「白旗明神」としてこの神社に祀るよう指示した事により、奥州平泉で自刃した源義経を祭神として祀ったことから、白旗神社と呼ばれるようになった。

最寄り駅は、小田急江ノ島線藤沢本町駅で、徒歩7分ほど。
鳥居を潜り境内に入ると、「手水舎」があるが、平成5年に皇太子のご成婚記念で奉納されたもの。
「源義経鎮霊碑」は、平成11年、義経没後810年を経て、義経公の首実検のあった6月13日に白旗神社の御首と宮城県栗駒町判官森御葬礼所の御骸、両地の魂土(たまつち)を合祀し、義経公の兜を象ったこの鎮霊碑を建立したもの。
「社殿」は、天保6年(1835)に完成。
本殿、弊殿、拝殿を連ねた典型的な流権現造りで、外壁部の彫刻は江戸時代の匠の技が光る貴重な文化財。

今回の取材は、藤の花めぐりである。
境内には、「義経藤」と「弁慶藤」がある。
「義経藤」は、白藤で遅咲き、通常なら5月連休が見頃だとか。
藤棚は、15メートル*4メートルで、房の長さは40〜50センチほどで、香りが強い。

「弁慶藤」は、紫藤で、早咲き。
藤棚は、20メートル*6メートルで、房の長さは100センチほど。

2009-9-19から、Nikonカメラの『D90』を愛機として、撮影を開始しました。 1999年のホームページ作成時からの作品集です。
		画面表示のためのツールも技術習得の為にいろいろと取り込み、
		数多くの技法を習得し、シリーズ作品集として、管理しております。