D90が観た画像  d90-18151

東京都目黒区 ホテル雅叙園東京
撮影日 :  2018−5−4
百段階段・猫作家のアート展
猫が日本に到来したのは奈良時代の頃らしい。
以来日本人の生活に身近に寄り添うと共に、アートの題材として多くの作家たちの創造力を掻き立ててきた。

総勢約40名のアーティストによる累計総数800点以上の作品が、3月29日〜5月13日の期間で、ホテル雅叙園東京の百段階段で開催された。

【十畝の間】
国宝と言えば仏像と仏画。
信州瑠璃寺所蔵「薬師猫神様」、東京心光寺所蔵「猫がいる涅槃図」など、当代きっての猫アーティストが創り、「寺の宝」として大切にされている貴重な猫アート作品を特別にお借りして公開された。

【漁樵の間】
過去と現代、人間社会と猫社会が交錯したアート作品を配置。
驚き、発見、笑いを誘うシュールレアリスムの世界。
猫絵師、猫仏師、猫鬼板師などなど、技と心をあわせ持つ凄腕アーティスト入魂の作品が展示されていた。

【草丘の間】
浮世絵は世界に誇る日本の宝。
貴重な歌川国芳一門の猫の浮世絵や猫のおもちゃ絵コレクションを展示している。

【静水の間】
招き猫は江戸時代末期、浅草辺りで生まれた日本独特の縁起もの。
日本最大「招き猫ミュージアム」(愛知県瀬戸市)所蔵の逸品コレクションや、現代アーティストの斬新な作品で福を呼ぶ。

【星光の間】
猫を愛した日本の芸術家の中から、猫先生と呼ばれた大佛次郎と河村目呂二を中心に紹介。
廃棄される文庫本から著者のオブジェを制作する古本選堂の「文豪と猫」張り子シリーズを展示していた。

【清方の間】
陶芸、立体造形、羊毛アート、張り子、墨絵、木工など、さまざまなジャンルのアートクラフトの猫作品をセレクト。
猫でここまで表現できるのか、とその奥深さ、豊かさに瞠目するだろう。

最上段の「第8の間」
週替わりで、陶芸、絵画、人形、イラストレーションなどの作家の個展を開催。
今週は、青梅市で活躍中の「有田ひろみ・ちゃぼ」親子の作品が展示されていた。

【頂上の間】
猫をあしらったステーショナリーや小物など、センスのよいグッズをラインナップして、即売会が開かれていた。

2009-9-19から、Nikonカメラの『D90』を愛機として、撮影を開始しました。 1999年のホームページ作成時からの作品集です。
		画面表示のためのツールも技術習得の為にいろいろと取り込み、
		数多くの技法を習得し、シリーズ作品集として、管理しております。