百段階段の最上段には「第8の間」があり、週替わりで猫作家の個展室になっていた。
会期中は作家も多く在廊しており、創作の秘密やこだわりなど直にお話をきくこともできるかも!
私が訪れた時は、「有田ひろみ・ちゃぼ」の作品(絵画と人形)が部屋一杯に展示されていた。
「有田ひろみ」は、横浜の英会話教室で出逢ったシカゴ出身の先生に師事し、墨絵を習った経緯から「墨絵作家」となり、「有田ちゃぼ」は幼い頃より布が大好きで、思いつくままフリーハンドで布を切り、飼い猫の洋服や学校用の袋を作った。
「ぬいぐるみ作家」として62歳の時に、東京都青梅市で作家デビューした。娘の有田ひろみの作家デビューは、「青梅赤塚不二夫会館」のオープニングスタッフとして、その後は、谷中の「ギャラリー猫町」に絡んでいる。
現在は、母娘共に青梅市に拠点を置き、常設展の「昭和幻燈館」で活躍中である。 |