おりがみ会館では、『兜』の特別展示と同時に『紙人形』の展示も行なわれていた。 世の中が戦国時代、情勢が不安定な時期であっても、時は室町時代から安土桃山時代へと移りゆく中、「詫び」「寂び」など日本人の美意識が確立される時代でもあった。
美しいものや春を愛でる人の心は今も昔も変わりない。
作品のタイトルは、「花見鷹狩り図」・・・咲き誇る桜花を愛でるはなやかな風流踊りを和紙人形で表現した作品。
・・・ 伝 雲谷等顔の屏風絵からの再現 ・・・したもの。
和紙人形の大きさは、10〜13センチ程度、人形は顔が命・・・目鼻立ちもしっかりと描かれていた。 |