海岸線から１キロメートルほどの沖合いに、東西約６００ｍ、南北約４００ｍにわたる岩礁がある。
中心部分の尖った岩は、高さ２０メートル。
「姥島」周辺の地層は、砂岩層と火山層が縞をなしており、３００万年前〜６００万年前海底に堆積した地層が隆起したものらしい。

江戸時代には、対岸にあった相州炮術調練場の大筒稽古においても姥島が標的となることがあった。
終戦後は、昭和２６年、浜にずらりと米軍機関砲搭載機甲車が並び、烏帽子岩を砲撃練習の標的として実弾訓練をしていた。
この演習は昭和２７年まで続けられ、岩の中腹にあった八大竜王の社は無くなり、左に傾いていた烏帽子は、右斜へと姿を変えた。

現在は、釣り人のために茅ヶ崎漁港から渡し船が運航されており、絶好の漁場らしい。
ところで、「強風注意」が発生している中、ヘリコプターが飛んできて、「烏帽子岩」の上空を旋回している。
何度も何度もホバーリングしたり、旋回をやり直していた。　・・・その間、３０分くらい。
しかし、釣り人を助け出す様子も見受けられなかった。
後ほど、ジョギング中の人から・・・訓練ですよ。・・・・時々新人訓練をしているらしい。

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