熱海梅園の「ほたる観賞の夕べ」は6月1日スタートと報じられた。
今年(2018年)は、桜の咲くのが10日ほど早かったため、何処の「ホタル」も10日〜12日ほど早い。
よって、6月1日を待たずに「ホタルの撮影」は可能だと判断した。
現地に到着したのは、19時半、先客はカメラマン1人、早速、毎年同じ場所に三脚を立てる。
19時35分から撮影を開始する。
19時45分頃から、カメラの前方で25〜30頭の乱舞が始まった。
6月1日になれば、梅園内の街頭類が消灯されるのだが、イベント前には、邪魔な灯りが入り込むのはやむをえない。一般的に、「ゲンジボタルの放流」と言うと、2通りある。
都内のホテルや子供会などでは、成虫(即日飛翔)を購入すると、一頭当たり500円以上掛かる。
脱皮6回目(終令幼虫)を3月に放流する・・・先日、聞いた所では、一匹400円だったとか。
ところで、熱海梅園では、別所で孵化させた幼虫に、餌となるカワニナを与え(月1回程度)飼育し、2〜3cmになった幼虫(終令幼虫)を約5000匹放流しているそうだ。
特に、ホタルの飛び始めや日々のホタルの数をカウントしている様子も無いので、いつがピークかはわからない。
10年ほど前から撮影に来ているが、ピーク時でも150頭ほどしか数えられないので、「発生率3パーセント」の自然環境のようだ。
小川に天敵がいるのか?、地中に天敵がいるのか? ・・・天敵が皆無の所では「発生率10パーセント」のはずだが。
ホテルや旅館では、イベント期間中、梅園までの送迎バス「ほたる便」を運行している。
今夜も5名の浴衣を召した「年配の女子会ご一行」が来た。
早速、女子会メンバーのスマホに、音声入力で『近ちゃんギャラリー』と入力、14年間の作品「ホタル写真集」を開いてもらった。 |