奥湯河原温泉郷も観光客誘致の目的で、「ほたるの宴」を6月1日から開催している。
併せて「屋台村も開設」、「花菖蒲観賞会」も開いている。
イベントが開催されると、温泉旅館やホテルから送迎バスで送り込まれた人達で、大賑いになる。
当然の如く、カメラのフラッシュ問題も発生する。ホタルの乱舞する「花木園」の照明がどうなっているか心配したが、ホタルの発生が早かったために5月27日から消灯したようだ。
しかし、足元の「グリーンベルトLED」が設置されていたので、ホタルの乱舞を真正面に見る場所は、グリーンLEDの光りが反射して、樹木や石垣に薄明るく輝いており、長時間露光すると、背景が明るくなり、ホタルの光跡撮影に支障が出る。
今回は、19時21分〜22時17分までいたが、カメラマンは4人ほど、温泉宿泊者はゼロ。
最初のうちは、正面に50頭ほど乱舞する『Aポイント』で撮影していたが、人通りが皆無になった時点で、「グリーンLEDの光り」が入らない『Bポイント』に入り込み80頭のホタルの乱舞する場所で撮影した。
過去、14年間通い続けているホタル会場だが、今回、最高の撮影が出来たと思う。
頭上を振り向けば、月は雲に隠れ、空はトワイライト状態。
カメラアングルを頭上に向けて、ホタルの飛来を待った。
ちなみに、万葉公園の奥地にホタルの幼虫飼育の小屋が有り、最終脱皮をした3月時点で、近隣の小学生の手に渡され、10,000匹の幼虫が放流され、300〜400頭のホタルが万葉公園一帯に乱舞する。
下流の滝壷付近にもホタルが飛びかっているので、写真を撮りたいが、滝の飛沫が邪魔をして難易度が高い。 |