『パッチワークキルト』の技術は、ヨーロッパで生まれ、アメリカで育ったと言われ、日本国内には300万人以上の愛好家がいるそうだ。
とりわけ、日本は、赤子にはオシメを使用し、肌着から着物までに布を利用した生活であり、針と糸は生活に欠かせない道具でも有り、技術でもある。 趣味としても、時間に余裕の出来た時、使い古しの布地や想い出の古着などを用いたパッチワークを長期間かけて作品化するのも良いかも。一階下の「十畝の間」で収め切れなかった「コンクール受賞作」は、「漁樵の間」にも12点が展示されている。
こちらの部屋は、超絶技巧というべき床柱の彫刻や欄間の彫刻、格天井の彫刻絵などの煌びやかな空間に負けないような作品が展示されている。 |