海老名駅から4本の電車を乗り継ぎ(海老名⇒橋本⇒八王子⇒拝島⇒武蔵五日市)、駅から徒歩で4〜50分で「南沢あじさい山」に着いた。
1万本植樹されている「あじさい山」、88歳の「南澤忠一」さんが今なお、杉林の杉を伐採して、あじさいを植樹する場所作りをしている。開墾中の足元に、直径2センチほどの丸い泡の塊があちこちにあった。
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田舎で子供の頃、田んぼの畦道や土手の「ホタルブクロ」(草花)や井戸の周りの「雪の下」の茎に白い泡が丸まっていたので、「ホタルの幼虫」かと、勘違いしていた。
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とりあえず、泡を取り出し、木の古株の上に置いたら、泡が消え出し、9ミリほどの昆虫が姿を現した。
証拠写真を撮影し、88歳の「南澤忠一」さんの事務所で・・・何だろうかと尋ねたが、回答は得られなかった。
ネット検索して見ると、『アワフキムシ』と分かった。
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アワフキムシは約2000種類もいて、世界中に広く分布している。
日本では約40種類が北海道から九州までの地域に分布している。
幼虫は春から初夏にかけて現れ、成虫は6〜9月まで見ることができる。
幼虫が出す泡の正体は、植物から吸った液から栄養分を吸収したあとの余分な水分とアワフキムシが生活する上で不必要になった物質。
簡単に言うと、アワフキムシの排泄物にお腹の気門から空気を吹き込み泡立たせている。 |