D90が観た画像  d90-18197

東京都あきる野市深沢368 南沢あじさい山
撮影日 :  2018−6−22
南沢あじさい山・前編
東西に細長い東京都の地図で、西端に位置する「あきる野市」、JR武蔵五日市駅で下車する事が多くなった。
「一本桜めぐり」,「紅葉」,「雛まつり」,「龍の彫物めぐり」・・・・海老名駅からは1時間30分以上掛かる。

「南沢あじさい山」のアジサイ情報を、6月19日にNHK総合テレビの「おはよう日本」の番組で、6月20日にテレビ東京の「なないろ日和!」の番組で紹介した。
私は6月20日の放送分を見た。
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要約すると・・・・南沢家の墓地が山の中服にある。  自宅の庭に咲いているアジサイを2株、墓地に移植した。
この時はすでに40歳、墓地の前には小さな沢が流れており、沢の両側は杉林で覆われた傾斜のきつい山である。
自宅から墓地までは100メートルの山道、まずは、山道を広げ、両側にアジサイを植樹する。
独学でアジサイを挿し木で増やしては植え、剪定をしては増やす。
10年を経た50歳を過ぎた頃に墓地までに辿り着いた。

それからは、杉林の杉を切り倒し、沢沿いにブルトーザーを入れて、斜面削り取り、道幅は5メートルになり、700メートル地点までに辿り着くのに、25年ほど過ぎた。
植樹されたアジサイも数千株となる。
沢の対岸を開墾するには、杉林の切り倒しが必須、30年の歳月が流れ、さらに、斜面を墓地方向に戻るように山道を造る。
40年の歳月を示す立て札付近は、今年植樹した形跡が残っている。
根っこ付きの苗では運ぶのに重いので、剪定した枝を直接地面に挿している。

30分ほど、インタビューしていたので、苦労話をタップリ伺った。
現在、88歳。 今なお植樹に意欲を燃やしている。
自分の山なので、好き勝手は出来るが・・・、「すでに一万株」を植えた現代の花咲爺(南澤忠一)さんだ。

地元の青年が三人、「WILD TOKYO プロジェクト」を立ち上げ、あじさい山サポーターとなった。

一万株のあじさいの管理は想像を絶するような労力が掛かる。
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1月:来季のあじさいの仕込み・補植作業
2月:来季のあじさいの仕込み・補植作業
3月:オンシーズンへの準備(演出を視野に入れた剪定作業)
4月:あじさい周辺の草刈りと除草剤
5月:あじさいへの消毒作業
6月:オンシーズン
7月;オンシーズン
8月:来季に向けた剪定作業
9月:来季に向けた剪定作業
10月:来季に向けた剪定作業
11月:来季のあじさいの仕込み・補植作業
12月:来季のあじさいの仕込み・補植作業

2009-9-19から、Nikonカメラの『D90』を愛機として、撮影を開始しました。 1999年のホームページ作成時からの作品集です。
		画面表示のためのツールも技術習得の為にいろいろと取り込み、
		数多くの技法を習得し、シリーズ作品集として、管理しております。