東京都の西端に位置する「JR五日市駅」から徒歩で4〜50分の深山に、40歳になった時、先祖のお墓に自宅にあったアジサイを2株移植したのが始まりで、自宅からお墓までの山道を広げ、両端にアジサイを植えた。
わずか100メートルほどだが、10年の歳月が流れ、さらに、山頂に向かって、ブルトーザーを入れて斜面を削り、5メートル幅の道を作り、道路脇や山の斜面にアジサイを植樹。
・・・自宅から700メートルほどまで道路は延びた。
25年ほどの歳月を費やし、小さな沢の対岸に道路幅60センチほどの山道を造り、杉林の杉の伐採を始めた。
平地を造ってはアジサイを植樹。 30年の歳月が流れ、自宅に向かっての山道を延長し、杉の伐採は続く。 40年を経過したとの立て札もあるが、
現在も、杉の伐採、アジサイの植樹・・・と、88歳の高齢となっても、まだまだ「初心貫徹」を貫き通す。48年掛かった1万株のアジサイを、一目見ようと、毎年、1万人の訪問者が来るそうだ。
下の2枚目の写真は、「ちゅういっちゃんの畑」に一本あった『ノリウツギ』、アジサイとは異なる種類だ。 |