日本中の国民に感動を与えた「はやぶさ」号、暗黒の宇宙を飛行中に、突然、4基のエンジンが故障して、管制塔から計画を断念するとの声明が出た。
翌日、エンジン設計のエンジニアにより、4基のエンジンの故障パーツを調べた結果、それぞれ別の個所だったので、制御回路の繋ぎ変えを行ない、イオンエンジンの1基が復活した。そして、無事、小惑星・イトカワに到着し、岩石収集のミッションに入るが、残念ながら、金属の弾丸の発射が出来なかった。
地上に着陸して、地表の塵を吸上げて・・・「はやぶさ」は地球に戻るミッションに移る。
深夜、オーストラリアの砂漠にパラシュートで軟着陸する。
小惑星の石を持ち帰ったニュースは日本中の国民に希望を与えた。
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「はやぶさ」を宇宙に送り届けたロケットは全長30.7メートル、本物が「宇宙科学研究所」の中庭に展示して有り、見学者用の建物内部に、ロケット3段目が展示してある。
長さ30センチのイオンエンジンも見れるし、回収されたカプセルや電子顕微鏡で持ち帰った石も見れる。
そして、「はやぶさ」号の実物大模型が、相模原市立博物館のロビーに展示してある。
「はやぶさ2」と同じ大きさ、機能も同じようだが、爆破装置やターゲットマーカーの取り付け位置などが異なっている。
「はやぶさ」号の偉業は過去のこと。 色々な報告がされている。 ⇒ はやぶさの帰還 |