D90が観た画像  d90-18210

神奈川県小田原市 小田原城総構(そうがまえ)
撮影日 :  2018−7−3
小田原城研究・総構めぐり・2回目
前回(2018−6−1)は、総構のスケールが分かっていなかったので、とりあえず小田原駅西口から城山まで歩いた。
戦国時代の山城なので登りはきついものがあった。

今回は、バスを使って終点の「佐伯眼科」まで行くと、総構の北西端の麓に辿り着く。
昔も今も、開発の遅れている地域なので、崖下の空掘りや目の前には相模湾や丹沢・大山の山並みが一望できる。
大正時代の歌人・北原白秋は、ここからの景色を見て、「野外劇場の観客席」と、ことのほか、気に入っていたようだ。
白秋は、生涯に作った1200編におよぶ童謡作品のうち、約半数の作品を小田原居住時代に創作している。

第2回目の探索に当たり、小田原駅観光案内所で入手した地図を ⇒ まず最初に開いて。

佐伯眼科下から山頂に向かう農道を登っていくと、土塁が現われ、続いて空掘りが見え、さらに登って行くと、前回取材した「小峰御鐘ノ台大堀切西掘」の近くに合流した。
ここから、新たに取材する遺跡がある「香林寺山西」や「水之尾口櫓台」を探索しながら、バス通りに抜け、「城山四丁目」から「三の丸外郭新堀土塁」や「鉄砲矢場(新幹線のトンネル設置で、空掘や土塁が削られたり、お墓が造られたりしている)」が跡形も無かった。
鉄砲矢場とは、鉄砲や弓矢の訓練場のこと。
総構の西南端にある「早川口遺構」を取材して本日の総構めぐりを終えた。

2009-9-19から、Nikonカメラの『D90』を愛機として、撮影を開始しました。 1999年のホームページ作成時からの作品集です。
		画面表示のためのツールも技術習得の為にいろいろと取り込み、
		数多くの技法を習得し、シリーズ作品集として、管理しております。