人工衛星が宇宙空間にいる時は、太陽に面した側では100度以上の高温になり、反対に影となった裏側ではマイナス150度程になるらしい。
そこで、衛星の耐熱設計と構造は・・・200度ほどの高温に耐えうる様に造られている。まず、太陽光(赤外線)を跳ね返す金色に輝く素材は、一番外側にあるポリイミドフィルムの色(ポリイミドは黄色っぽい材料)、その裏面にアルミニウムを蒸着させることで金色に輝いて見える。
ぺらぺらの素材のため、フイルムの間にメッシュを挟む。
下の2枚目の写真は、小学生が確認のため、破いたそうだ。・・・・フイルムとメッシュを14層ほどに重ねて強度を持たせているとか。
続いて、マイナス180度ほどの低温に対しては、下の1枚目の写真、黒い部分にヒーターを埋め込んでいる。
この上から金色のカバーが被さるのですぐに温度上昇するそうだ。
ところで、金色のカバーは着脱が簡単にできる様に、マジックテープで止められている。(写真の6枚目) |