D90が観た画像  d90-18217

東京都台東区浅草六区
撮影日 :  2018−7−7
浅草六区で桐生八木節を
その昔、「江戸一番の繁華街」と呼ばれた「浅草」は、明治時代に入ってからは、有名な『凌雲閣』を始め、劇場や演芸場といった、たくさんの大衆娯楽施設が創業され、日本のエンターテイメントの中心地であると同時に、いつしか「東京らしい文化の発信地」として知られるようになったが、昭和20年の敗戦後、焼け野原の東京では、闇市からスタートした「新宿」,「渋谷」,「有楽町・新橋」,「池袋」などに繁華街の主導権を奪われ、『浅草六区』は衰退して行く。
そして、「ふるさと創生」の名のもとに、有楽町・銀座地区に集積が進んでいる全国道府県のアンテナショップが林立してきた。
年間2800万人の観光客が、浅草・浅草寺・雷門や東京スカイツリーや銀座や築地や六本木に足を運ぶが、「浅草六区」って何?

近年、『浅草六区』もリニューアルが進んでいる。
ドンキホーティーの向かいに『まるごとにっぽん』と言う商業施設が昨年の12月17日に、浅草六区の新たなランドマークとしてオープンした。
全国道府県のアンテナショップの二番煎じとなるが、17市町村・50店舗が入り、食事処も完備されている。

「浅草六区」でキョロキョロしていたら、リズミカルな音が聞こえてきた。
「群馬県桐生市に面白いお祭りがある」と、噂には聞いていたが、『桐生八木節』の宣伝活動だった。
音頭取りが唄っている時は基本の手踊りを踊る。
手を叩いたり、上げたり下げたり、これだけでも結構忙しいのだが、お囃子のパートになると一気に太鼓や鉦が打ち鳴らされ、踊りも激しく変化するのだ。
髪を結った浴衣姿の女性や祭り半天を着た男性は地元から来た人らしいが(足の運びや手の所作がきれい)、外人や観光客の若い娘の踊りを見ていると、一心不乱に手や足を動かし、半ば投げやり的になって全身を振り乱して踊っていた。

リズミカルな音や一心不乱の踊りを  ⇒ 動画でどうぞ

1999年のホームページ作成時からの作品集です。
		画面表示のためのツールも技術習得の為にいろいろと取り込み、
		数多くの技法を習得し、シリーズ作品集として、管理しております。