目黒・雅叙園で、恒例の『和のあかり・百段階段』が7月7日〜9月2日の期間で始まった。
・・・ 「石巻こけし」って、知ってる? ・・・
東北各地に伝わる11系統の伝統こけしは、そのそれぞれの風土を体現し、郷愁を誘う存在ですが、「石巻こけし」は伝統こけしではありません。
「石巻こけし」を制作しているのは、宮城県石巻市の立町商店街に店を構える「昭和5年創業・林屋呉服店」の若旦那、林貴俊さんが、東日本大震災で被害を受けた石巻を元気にするような、新しい産物を作りたいという想いから「こけし作り」をスタートしたもの。
白石市で2015年に開催された「全日本こけしコンクール」では、初出品にして「仙台商工会議所会頭賞」を受賞した逸材。昨年(2017年)の『和のあかり・百段階段』にも、作品が少し展示されていた。 写真集の125枚目。
そして、今年は、1段目から99段目の階段隅に、彼の創る「石巻こけし」が並んでいた。
ところで、下の一枚目の写真を良く見て欲しい。
一見すると、「骸骨図柄のこけし」・・・怖いなぁーと・・・思いがちだが、実は・・『猫の姿・顔』が描かれたもの。
そして、頭は取り外しができた。 |