格天井と欄間に、礒部草丘の四季草花絵や松原の風景が描かれている薄暗い室内だが、巨大な水滴の形をしたミラーボールが10個ほど天井から下がり、複数の角度で格天井や欄間の日本画を照らしている。
この部屋に足を踏み入れると一瞬、別世界に迷い込んだ光景となる。これぞ、「アート集団ミラーボーラー」が狙ったもので、『白と黒・陰と陽・光と影・生と死がテーマ』であり、ミラーボールにより「動く光と影の空間は立体曼荼羅」を描いたものだとか。
部屋の中央には、ひときわ大きな構造物は美しい20面体・・・「種・花・蝶」は生をあらわし、外側の「蛇柄」は死をあらわしているとか。
静止画ではお伝えできない部分が多い作品です。
本来なら動画で撮影すべものですが、ミラーボールから放たれるレザー光線だけで音声は鑑賞者の感嘆の声だけでは絵になりません。 |