百段階段の五番目の部屋が「星光の間」。
天井や欄間に「板倉星光の四季の草花」が描かれており、野山の草花がそのままの姿で星の光となって咲いている。この部屋は2つの座敷に分かれており、入口側には、天井から「和紙加工の電灯傘」、「江戸硝子」、カナダで木製ジュエリーを制作している「Secret
Wood」の作品が並ぶ。
特に、「七夕かんざし」は、竹の飾りに短冊と笹の葉の細工を下げて七夕飾りに見立てたもの。
そして、ハンドメイドの指輪は、数種類の木材とジュエリーレジン(樹脂)で創られていて、自然の美しさを閉じ込めた世界に一つだけのジュエリーです。
奥の座敷には、造形作家・川村忠晴の作品で、草木を愛する日本人の感性がそのままあかりになった世界が広がっている。
「葉や実、貝殻など自然のものを拾ってきて、光の上にのせるだけ。
以前は、電球の明かりだったので、「山のものだけ」だったけれど、近年のLEDライトの普及から「貝殻をきれいに透ける光」になったとか。 |