D90が観た画像  d90-18255

東京都台東区浅草
撮影日 :  2018−8−25
浅草サンバカーニバル・「アミーゴス カリエンテス」チーム
私の「サンバ」撮影は、4度目であるが、今までは「背中に羽根を付け、冠を被った裸のダンサー」を、煩悩一杯で撮影していたようだ。

今回、14時6分〜16時27分までの間、10チームの行進で1000枚近い写真を撮影した。
写真を整理しながら、各チームの活動記録などを見ていくと、「裸の集団で、腰振りダンス」だけではない事を知った。
------------------------------------------------------
「浅草サンバカーニバル」は、S1リーグで8チーム、S2リーグで10チームで優勝を競い合うもので、S2リーグの覇者は、S1リーグのビリと入れ替えが行なわれるもので、1年間の練習結果が問われるもの。
------------------------------
さらに、ただ「裸のダンサー」を集めればいいものでもない。
規則というか、コンテンツが問われている。
---------------------------------------
サンバ用語が多用されていますが、ご容赦下さい。
--------------------------------------
毎年オリジナルのエンヘード(物語・テーマ)を創作し、そのシノープス(台本)によって演出が構成されること。

アレゴリア(山車)ファンタジア(衣装)などを製作しパレードできるだけの規模や能力を持っていること。

ポルタ・バンデイラ(エスコーラ旗を持つ女性)とメストリ・サラ(男性)というエスコーラ代表のペアが必ずいること。

バテリア(打楽器隊)パシスタやジスタッキと呼ばれるダンサーがいること。

またバイアーナス(サンバの故郷であるバイーアの女性)とクリアンサス(子供たち)というアーラ(隊列グループ)が必ず組織されていること。
------------------------------------------
で、今年のテーマは、『健康診断』

鼓動も脈拍もサンバのリズムに聴こえる。
血管も肺も心臓も脂肪も骨も目も心も、この身体はサンバで出来ている。
健康の秘訣はサンバと酒と仲間の笑顔!
そんなサンバ大好き人間の健康診断をパレードにしました。

さて、2018年のコンテストで、「アミーゴス カリエンテス」(活動拠点は千代田区神田)は、S2リーグで優勝した。
来年(2019年)は、S1リーグの最下位でデビューできる。

1999年のホームページ作成時からの作品集です。
		画面表示のためのツールも技術習得の為にいろいろと取り込み、
		数多くの技法を習得し、シリーズ作品集として、管理しております。