今年の目玉作品の1つである。 『大政奉還金魚大屏風』と名付けられている。 「縦ながの水槽」に生きた金魚が入っている。
18面の水槽で、幅540センチメートル(5.4メートル)の「屏風に見立てたアクアリウム」。
18面の水槽に、芸術の世界にも大きな影響を与えた大政奉還の時期と、その前後の、3つの時代を表現したプロジェクションマッピングを用いて日本美術史の移り変わりを表した映像を投影していた。
静止画だけでは、映像の移り変わりと色の変化を捉えるには限度があった。 (動画撮影は禁止されているので、お伝えできない。)
私としては、今ひとつ、プロジェクションマッピングで映し出された「日本美術史」を理解できなかった。
ところで、この大型水槽は、上部の屏風に見立てた部分の金魚と、下部の水槽にも沢山の金魚が入っていた。
下部の水槽の水面に、屏風の部分が写りこんでいた。 |