「御霊神社(ごりょうじんじゃ)」なのか「鎌倉権五郎神社」なのか、ややこしい神社名だ。 そもそも創建は、平安時代後期に鎌倉一帯を治めていた『大庭・梶原・長尾・村岡・鎌倉』という平氏一族五家の祖先を祀る「五霊神社」が建てられ、それが
“五霊” から “御霊”
に変化したもので、1000年ほどの歴史がある。
五家の子孫に『鎌倉権五郎景政』がいる。
16歳で源義家(頼朝の高祖父)に従い「後三年の役(1083年〜1087年)」に出陣して大活躍した。
「後三年の役」の様子を描いた「後三年合戦絵詞」の中に、猛々しい若武者ぶりが描かれている。
そしていつしか、武勇の誉れ高い「鎌倉権五郎景政」を祀る神社になったようだ。
鎌倉権五郎景政の命日が、9月18日で有り、毎年9月18日に行われる面掛行列が有名である。
奇祭・『面掛行列』は、もとは鶴岡八幡宮の祭事だったそうだ。 ・・・源頼朝公に由来しているとなると800年の歴史がある。
明治時代に、『面掛行列』の祭事は「御霊神社」に移管され、神奈川県の無形文化財に指定されており、200年ほど続いている。
昨年は、撮影に陣取った場所は逆光撮影だったので、今年は順光撮影の場所を選んだ。
「面掛行列」の詳細は、昨年作成の中で述べています。 ⇒ クリック
お祭りなので、鳴り物に興味有りますね。 ⇒ お囃子 ⇒ 道中の木遣り ⇒ 宮入りの木遣り |