D90が観た画像  d90-18302

東京都大田区池上1−1−1
撮影日 :  2018−10−12
池上本門寺のお会式[境内お練り]
96段の石段を登り詰めると、仁王門前の広場は、食べ物の露店とテーブル・椅子で占有されている。
仁王門を潜ると、境内は広く確保されているが、「御会式万燈練供養」を間近で見ようとする群集で、取り囲まれている。
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大堂(祖師堂)には、1つの信徒団体しか入れない。
先客の信徒団体がお経をあげている間にも、新たな信徒団体が石段を登って訪れて来るのだが、境内の混雑を避けるため、石階段下から交通整理が行なわれ、信徒団体の長い行列ができる様子から、これを「万灯練り行列」と呼ぶようになった。
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730年以上の歴史を誇る「御会式万燈練供養」は、元来、万灯と団扇太鼓のみの行列で、江戸時代以前には纏(まとい)は存在せず、いろは48組の江戸町火消しが纏を振って「お会式」に参加し、お祭り好きの江戸っ子に受け入れられ、以後、万灯行列の露払いとして纏が定着したそうだ。

「境内お練り」の纏振りもなかなかの迫力があるが、「三徳」の団体のように人数が多いと大堂の中まで入りきれずに、お堂の外まで信徒があふれ、大堂の中と大堂の外での「団扇太鼓とお経」が相乗効果で大音響となっている。

境内お練りの動画  ⇒ クリック         祖師堂の内部と外での大合掌 ⇒ クリック

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