D90が観た画像  d90-18309

東京都目黒区下目黒 ホテル雅叙園東京
撮影日 :  2018−10−20
いけばな百段階段2018(第五期)
5週目となった「いけ花展」・・・床の間に飾るものは少なく、むしろ大きなロビーに展示する作品が多かった。

1番目の部屋(十畝の間)は、古流松藤会、1916年に初代・池田理英によって東京で組織され、1966年に社団法人組織の認定を受けた流派。
2番目の部屋(漁樵の間)は、映月松風流、昭和12年に初代家元の石野秀峰が創流した。
3番目の部屋(草丘の間)は、古流松應会、「古流」は江戸時代中期(明和年間−1760年代)に今井一志軒宗普によって創流され、今日まで伝承され続けている。
「古流松應会」は、創流時より千羽家が代々いけばなを伝承し、明治45年(1912)に会組織を設立、そして2008年、現家元が十代目千羽理芳を襲名し、一昨年100周年を迎えた。
4番目の部屋(静水の間)は、都古流(みやここりゅう)、明治35年にお生花(おせいか〜古典様式のいけばな)を主に創流された流派。
5番目の部屋(星光の間)は、成月流、昭和5年に初代家元 岩淵成方によって創流された。
6番目の部屋(清方の間)は、二部屋に分割され、古流清和会と古流東洋会の展示がある。
古流清和会は、明治時代中頃、八世家元の柿谷理閑が、金沢より東京に進出し、古流清和会を発足。
現在十一世柿谷理閑に至るまで、百余年の歴史を有している。
古流東洋会は、花が自然の中にあるときの、あるがままの姿が最も美しいと考え、その美しさを大切に表現することを目指し活ける心を重んじる。
古来より日本に伝わる東洋的な思想に通じているところから「古流東洋会」と名付けた。

1999年のホームページ作成時からの作品集です。
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