D90が観た画像  d90-18311

神奈川県中郡大磯町
撮影日 :  2018−10−24
明治記念大磯邸園・旧陸奥宗光邸
徳川家康が江戸に政治の拠点を移した事により、東海道の造成が始まり、大磯は宿場町としても発展して行った。
地形的には、40万年前に箱根山が火山活動したことにより、火山灰が降り積り、大磯丘陵(おおいそきゅうりょう)が6万年前に出来上がったようだ。
海岸からは砂が風で運ばれて砂丘が出来ており、北側は丘陵で南側は砂丘で挟まれているので、冬は温かく、夏は涼しい土地である。

伊豆や箱根にも近く、療養を目的とした海水浴場も開設され、さらに、東海道線の大磯駅が開業した事から、「湘南発祥の地」となり、別荘地として急速に発展した。
そして、総理大臣として活躍した伊藤博文、山縣有朋、大隈重信など8人の総理経験者が建物を所有した。

明治記念大磯邸園を構成する建物群で保存状態が良好なのが、「旧大隈重信邸」と「旧陸奥宗光邸」。
現在、古河電気工業の迎賓施設として維持管理され、『旧大隈邸を大磯荘西館』、『旧陸奥邸は同東館』と呼んでいる。
「邸宅ガイドツアー」への参加は、余程でも運が良くなければダメだが、建物外観や庭園散策だけは当日でもオーケーなので一度は覗いて見るのも良いかも。
いずれにせよ、「滄浪閣」前のテントハウスで受付作業を行なってから行動する必要がある。

1999年のホームページ作成時からの作品集です。
		画面表示のためのツールも技術習得の為にいろいろと取り込み、
		数多くの技法を習得し、シリーズ作品集として、管理しております。