D90が観た画像  d90-18313

神奈川県中郡大磯町
撮影日 :  2018−10−24
明治記念大磯邸園・旧伊藤博文邸
伊藤博文は、初代内閣総理大臣である。
明治29年に別荘を小田原から移転し、「滄浪閣」と名付けた。  
当時は下の写真の2枚目に示されるように、茅葺の大きな家であった。
明治30年、政界の中心人物である伊藤博文が本籍を大磯に移してからは、伊藤の邸宅・「滄浪閣」が政治の中心舞台となっていく。

その所以もあり、京浜の名士たちの大磯別荘建築ラッシュが始まり、明治30年には 100戸ほどであった別荘が明治38年には160戸を超え、その後も続々と増え続けた。

大正12年の関東大震災後に再建された建物のうち、洋館と和館部分が当時の状況を留めているが・・・・
西部グループの管理から遠ざかった現在は、建物は日増しに傷んでいく。
いずれは大磯町で買い取るだろうが、見学者を建物内部に入れるのは時間が掛かるだろう。
歴史的遺産は「旧大隈重信邸」に移転して公開し、建物は外観だけを見るだけである。

1999年のホームページ作成時からの作品集です。
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