D90が観た画像  d90-18338

東京都新宿区 新宿御苑
撮影日 :  2018−11−11 と 11−12
2018・新宿御苑の菊花壇展・・伊勢菊,丁子菊,嵯峨菊花壇
作り始めが昭和30年と遅いのが気にかかるが、江戸には「江戸菊」と名前の付いている菊が有るので、固有の地方名の付いている菊を採用するには抵抗があったのだろうか?
花壇には、伊勢菊32株、丁子菊32株、嵯峨菊25株の順に配色よく植えつけられている。 ・・・ と、ネット上で記載して有るものが有ったが、一見すると判らないが、根元で束ねてしまっているのだろうか?

伊勢菊は、三重県松坂など伊勢地方で発達した菊で、開花から満開まで花が変化していくのが特徴である。
咲き初めは花びらが縮れているが、次第に長く下向きに伸びて満開となる。

丁子菊は、江戸時代に盛んに栽培されていた菊の一種品で、1株を7輪に枝分けする「一六作り(真ん中に背の高い1本と周りに6本)」の技法で仕立てる。
花の中心の筒状の花びらが、香料の丁子(クローブ)の花に似ていることからこの名前が付いたとか。
花の中央部が盛り上がって咲き、外国では『アネモネ咲き』とも呼ばれ人気がある。

嵯峨菊は、平安時代に嵯峨天皇が嵯峨御所(大覚寺)に植えられたのが始まりで、京都の嵯峨野で発達した菊。
こちらも開花から花が変化していくのが特徴で、針のように細長い花びらがすべて立ち上がって満開になる。

ここの土床も観賞の1つで有る。
最終の11月15日まで、一切水やりは出来ない。

1999年のホームページ作成時からの作品集です。
		画面表示のためのツールも技術習得の為にいろいろと取り込み、
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