2018・新宿御苑の菊花壇展・・大菊花壇 |
作り始めは明治17年。
一般的には、「大菊作り」は、一鉢に1株、根元近く(5〜7センチ)で3本に分枝されて、「天・地・人」と配列された鉢植えを展示されるものだが、新宿御苑の『大菊花壇』には、「厚物」と「厚走り」の2種類だけに統一しているので、壮観で有る。
なおかつ、一本仕立てのため、高さの揃った菊だけを選抜して展示用に運び込んだだけあって、見映えも素晴らしい。
全体を捉えるために、一枚の写真に収めると、規模の大きさに驚く。
展示方法に工夫がなされている。
39品種311株の大菊を「黄・白・紅」の順に並べている。
そして、花壇に並んだ大菊を「列単位」で見て欲しい。
同じ色で1列を構成しているかと思うと、「黄・白・紅」の順に列を作っている。
・・・左を見たり、右を見たり、正面から見たり。・・・ 表情が変ります。
新宿御苑独自の様式で、神馬の手綱模様に見立てた「手綱植え」を採用している。 |
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