D90が観た画像  d90-18357

神奈川県小田原市板橋 松永記念館
撮影日 :  2018−12−1
電力王・松永の造った「老欅荘」の紅葉
松永は、明治8年長崎壱岐に生れる。
明治32年に日銀に入行、明治43年に九電、大正10年に関電、昭和3年に東電・・・と、電力畑で第一人者となった事に由来し、「電力王」と称されるようになった。
茶道を趣味とし、60歳の時に「耳庵」と号する。
我が国を代表する近代三茶人「益田孝(鈍翁)」,「原富太郎(三渓)」と共に、当時の有名な茶人、政治家、学者、建築家、画家などを招き、多くの茶会を催している。

昭和21年に埼玉県所沢から小田原に移り住んだ時に建てた「老欅荘」は、樹齢400年のケヤキの木が庭に有る事から命名されたもの。
昭和46年、松永は96歳で他界し、埼玉県新座市の平林寺に眠るが、夫人が他界した後、敷地と建物は小田原市に寄贈され、松永の自筆の書やゆかりの品々を常設展示する目的で「松永記念館」と、他所から移築された茶室「葉雨庵」,「烏薬亭」が無料公開されている。

1999年のホームページ作成時からの作品集です。
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