JR北鎌倉駅で下車して、「長寿禅寺」を取材した後、鎌倉時代の『切り通し』を通行して、『海蔵寺』を訪ねた。
鎌倉時代には、七堂伽藍(しちどうがらん)を揃えた大きな寺だったようだが、元弘3年(1333)の鎌倉幕府の滅亡と共に焼失。
室町幕府の時代に再建され繁栄したそうだが、戦国時代以降の様子は不明。
現在は、本堂と薬師堂と庫裏が有り、四季の花に彩られる著名『花の寺』となっている。紅葉の時期には、周辺の街路樹のモミジも色付き、人気の有る場所だが、今年はまだ2週間ほど早かったのか・・・鐘楼前の立派なモミジの木が、台風21号の塩害の影響なのか赤くなるはずのモミジが浅黒くなっている。 |