D90が観た画像  d90-19006

東京都目黒区下目黒 ホテル雅叙園・百段階段
撮影日 :  2019−1−6
百段階段・新春を寿ぐ美の競演
雅叙園では、1月1日から6日までの期間で、2019年新春特別企画として、フラワーアーティスト村松文彦氏の『初花 SHOKA』と銘打ったイベントが開かれた。

さて、目黒雅叙園のルーツは、創業者・細川力蔵が、東京 芝浦にあった自宅を改築した純日本式料亭「芝浦雅叙園」があった。
創業当時は、日本料理に加えて北京料理メインとし、お客様に本物の味を提供することにとことんこだわった高級料亭でした。
より多くの人々に本格的な料理を気軽に食べていただくため、昭和6年に庶民や家族連れのお客様が気軽に入れる料亭として目黒の地に誕生させた。
料理の味はもちろん、お客様に目でも楽しんでいただきたいと考え、芸術家たちに描かせた壁画や天井画、彫刻などで館内の装飾を施し、豪華絢爛な東洋一の美術の殿堂はこうして誕生したので有る。
現在の「東洋一の美術の殿堂」は、敷地内に建てられた新館のホテル施設、結婚式場施設、宴会施設、飲食施設の誕生により、料亭の機能は全て失ってしまい、「東京都指定有形文化財」と化した『百段階段』に付帯する七つの部屋は会席の飲食が不可能となった。
但し、イベントだけは許可されているので、年間に10件ほどのイベントの恩恵に触れられる。

今回の、『初花 SHOKA』は、村松文彦氏の単独企画で有る。
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村松文彦氏は、1974年シカゴのアメリカンフローラルアートスクール卒業。
1989年第7回「インターフローラ・ワールドカップ」で日本人初のチャンピオンとなる。
1989年長野五輪では表彰式用ビクトリーブーケのデザインを担当。
1995年NHK趣味百科「フラワーアレンジメント」講師。
2002年「ハールレマミーア国際園芸博覧会(オランダフロリアード)」、2006年「チェンマイ国際園芸博覧会」チーフデザイナー、2016年「アンタルヤ国際園芸博覧会(トルコ)」の日本国政府屋内展示統括プロデューサーを担当。現在、ミャンマーMRTVフラワーデザイン番組にて講師を務めるなど、世界各国のイベント・企画など、ジャンルにこだわらず花による活動を続けている。
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ところで、撮影場所は「美の殿堂とアート作品」の会場なので、新春に似合う和服姿の人を待っていた。(モデルの依頼を快諾して頂いた)

1999年のホームページ作成時からの作品集です。
		画面表示のためのツールも技術習得の為にいろいろと取り込み、
		数多くの技法を習得し、シリーズ作品集として、管理しております。